8月28日~8月29日の土日2日間の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、先週5位の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が土日2日間で動員12万8000人、興収2億400万円をあげ公開4週目にして初の首位に。藤原竜也主演の『鳩の撃退法』は5位のスタート。他、初登場作品にM・ナイト・シャマラン監督のスリラーが7位、スタジオジブリの3DCGアニメ『アーヤと魔女』が8位にランクインした。
【写真】その小説はフィクションなのか…『鳩の撃退法』場面写真
首位の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、堀越耕平の人気コミックを原作とするアニメシリーズの劇場版第3弾。劇場版オリジナルキャラクターの声優として、大河ドラマ「青天を衝け」などの俳優・吉沢亮が参加。8月28日より全国80劇場でMX4D・4DXによる上映がスタート。またシリーズ歴代ナンバーワンヒットを記念し、同日から第2弾となる入場者プレゼントが配布されている。累計では動員181万人、興収24億円を突破した。
【资料图】
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今週は3作品が初登場。5位の『鳩の撃退法』は、直木賞作家・佐藤正午のベストセラー小説が原作。藤原竜也演じる直木賞受賞作家が執筆する新作小説をめぐり、虚構と現実、過去と現在が交錯していく。監督は、『ホテル ビーナス』などのタカハタ秀太。7位の『オールド』は、『シックス・センス』『スプリット』などのシャマラン監督が、秘境のビーチを舞台にしたスリラー。バカンスで秘境のビーチを訪れた一家が、異常な速さで時間が進む奇妙な現象に見舞われる。8位の『アーヤと魔女』は、イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を原作にしたスタジオジブリの3DCGアニメ。監督は『コクリコ坂から』などの宮崎吾朗、企画は同じジョーンズ原作の映画『ハウルの動く城』などの宮崎駿。昨年末にNHK総合テレビで放送。当初より映像・音響を映画基準で制作しており、一部新たなカットを追加して劇場公開された。
旧作では、2位に細田守監督のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』が先週の3位から再浮上。土日2日間で動員8万9,000人、興収1億3,300万円、累計では動員401万人、興収55億円を突破している。先週首位でスタートを切った『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』は、土日2日間で動員8万2000人、興収1億1,000万円をあげ3位にランクイン。4位の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は土日2日間で動員7万1,000人、興収1億1,600万円、累計では動員202万人、興収30億円を突破した。
今週は、許斐剛によるコミックが原作の『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』、沢口靖子主演の大ヒットドラマの劇場版『科捜研の女 -劇場版-』、マーベル・スタジオによるヒーローアクション『シャン・チー/テン・リングスの伝説』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2021年8月28日~8月29日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(5)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』:4週目
2(3)『竜とそばかすの姫』:7週目
3(1)『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』:2週目
4(2)『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』:4週目
5(初)『鳩の撃退法』:1週目
6(4)『孤狼の血 LEVEL2』:2週目
7(初)『オールド』:1週目
8(初)『アーヤと魔女』:1週目
9(6)『東京リベンジャーズ』:8週目
10(7) 『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』:5週目